#字書きがいいねの数だけ詳細に語る
2020.06.30〜08.03 回答
- 1.視点(一人称、三人称など)の使い分けについて
- 基本的に一人称です。日記やエッセイだと自然とそうなるし、物語を書くとしても慣れているからという理由で一人称になりそう。ただ、そのときの視点が見聞きしていないけれど重要な出来事、についてはどう表現していいのか悩みそうですね。途中で視点を変えてはいけないと思っているし、読んでいるときは特に視点のブレが気になる性質なので、絶対に中途半端に変えたくないし変えてほしくないです。没入感に水を差された気持ちになっちゃう。最近はWebで読むことが多いので、ページごとに使い分けるのが落ち着くかな…? 視点に関する詳細についてはごく最近に聞きかじった程度なので、そこまで理解してるわけではない上に、変に知ったせいで視点者が聞き取れていない発言を明記するのは正しいか否かが気になっています。
- 2.句点(。)、読点(、)の使い方について
- 句点の使い方……? え、全然意識したことない…。ひとつの文が終わるときにつけます、はそうなんだろうけど、自分がどうやって文を「これでひとまとまり」としているかは…、ほぼ無意識だよ!? えぇ…説明できないから、使い方って言われても困っちゃう。ので、「」(台詞)内での使い方について。何が正しいか調べたことはあまりないけど、閉じカッコの直前に句点は打ちません。多分、今まで読んできた書籍がだいたいそうだったんじゃないかと思います。でも台詞の途中で句点が入るとき、最後にも入れたくなってしまいます。しないけど。でも正直、落ち着かない(笑)
- 読点は気を遣っています、自分流にですが。読むときの呼吸のしやすさとか、文の中でのまとまりを表したりとか、誤解や語弊を少しでも少なくしようとか。日本語の文法を勉強したのって小学校で最初に習ったくらい? なので合っているかはわからないし、人によっては読みにくく感じるかもしれませんが、もう矯正することは難しいだろうなぁ。
- 3.記号(?!…—など)の使い方について
- 「?」と「!」は感情を表すときに使います。基本的に全角で、複数並べて使うときも全角のままがほとんどです。「!?」のほうが多いけど、場面によっては「?!」を……使うことはあまりなさそうかな? ニュアンスで使い分けたい気もするけど、ちょっと違和感あるな…。あと、後に全角スペース必須です。これは正しいはずなのでこだわっていきたいのと、何より普通に読みやすくなるので。たまに気になるのは、Web版ではスペース空けないけど書籍版では空いている作品があること。理由があるのかもしれないし、書籍にするときにどういう工程を経ているのかも知らないけど、後で直すなら最初から空けとけばいいのに…と思ってしまいます。余談でした。
- 「…」や「—」についてはほぼわかっていしないし、大体間違っていると思います。気分や雰囲気、字面に合わせて適当に使っています。うん、本当に適当なので何から語ればいいのやら…。というように、いちばん多いのはの語尾を誤魔化したり余韻をもたせるような使い方でしょうか。2つ並べるのが正しいらしいのは知っていますが、そうするとちょっと鬱陶しいなと思うので1つにしています。たまに思い出したようにとか、たっぷりの余韻にしたいときとかは2つ並べたりもします。「—」については今まで使ったことあったかな? というレベルで馴染みのないものです。これも2つ並べて使うのがルールのようで、その理由のひとつの、長音や漢数字の一などと間違えやすいというのにはとても納得したので、使うことがあれば従おうと思っています。ただ、使用方法のイメージとして、文の途中に割り込んで注釈を入れるというのがあるのですが、これはあまり美しくないなと思うのでなるべく使わないで済ませたいです。あとは内言の前につけたり? 誰かの台詞を思い出すときとか? 使いこなせたら素敵な気がしますね!
- 4.表記ルール(字下げ、改行、行あけなど)について
- ほほう、改行や…、行あけってなに…? ルール? 改行のルールなんてかつて無料レンタルサーバーFc2では広告表示の前に隠蔽用の改行を入れてはいけません、くらいしか知りませんけど…! 字下げの方は、段落の最初は1字下がってて当たり前だと思っていました。最近はHTMLの編集上の都合で面倒臭がって下げないこともありますが。ちなみにこのコーナーは段落<p>ではなくリスト<dd>なので字下げにはなっていません…。いや、こんなに文字いっぱいになるとは思ってなくて…。というのは置いておいて、どんなルールがあるかは知らないのですが、見やすいのがいちばんだと思います。紙とWeb、縦と横でいろいろ変わってくるだろうし。とりあえず、Webでは無駄な改行は入れないようにしています。読んでくれている人に余計なスクロール労力を強いるわけですからね。とんでもないことだと思います。でもちょっとこのページは文字詰まりすぎてて読みにくいかな…。
- 5.ひらがな、カタカナ、漢字の使い分けについて
- 多分、カタカナがあまり好きじゃないです。読んでいても、急にカタカナが出てきてびっくりする……気持ちになることがけっこうあるので。書いてるときもなるべく使わなくて済むように、しているかな? そこまで気にしているわけじゃないから分からないけど。とはいえカタカナ語なしでなんて縛るわけでもなく、必要なら普通に使います。
- ひらがなや漢字についてはほぼ字面の好みです。やわらかい印象の言葉なのに画数が多くて厳つい漢字だったら開きます。やわらかい、もそうで「柔らかい」も「軟らかい」もどちらかというと気持ち悪さを感じます。まあね、タコとかそういうイメージあるからね、合ってるのか…。あとはひらがなが続きすぎたら漢字表記にしたり、読み慣れない漢字はひらがなにしたりかな。若い頃は「難しい漢字使う私カッコいい」みたいなのもありましたが、今はもうないので(笑)
- 6.よく使う辞書や参考文献は?
- google先生からの各種ネット辞書、Wikipedia、などなど。言葉の意味や使い方の確認で使うのがいちばん多いです。次いで言い換えのために類義語辞典とか。
- 7.アイデアはひねり出す? 降ってくる?
- 基本的に降ってくるのに任せます。日記の更新が滞っていたら「何か書くことないかな〜」と思い起こすくらい。締切も更新頻度も関係ないまったくの趣味なので、気楽なものです。
- 8.アイデアをどうやってストーリーに仕立てる?
- このシーン書きたい! というメインの場面があって、前後の辻褄を合わせる感じかな? 日記は出来事をそのまま書くし、雑記や旅行記とかも見聞きしたものに感想を交えて、感想系はちょっとした説明と感想、エッセイはなるべく頭に浮かんだままを文字に起こしていく感じ。エッセイの執筆イメージは大樹です。どーんと揺るぎないテーマがひとつあって、そこから自由に枝葉を伸ばしながら気の済むまで書きます。思ったより育たなくて1000字くらいで息切れすることが多いかもしれない。
- 9.どこから書き始める?
- 頭から順序よく、かなぁ。書きたいシーンを先に書くともう満足しちゃいそうだし、流れがつかめなくなっちゃいそう。
- 10.自分の文章の好きなところと嫌いなところは?
- 好きなところは、自分で読みやすいところ。嫌いなところは…、下手だとか語彙がないとかはあるけど、特にはないかな…? 日記やエッセイに慣れすぎて、小説を書こうとしたときに上手く出来なくて憤慨したりもしたけど、嫌いってわけでもないなー。
- 11.どうやってタイトルを考える?
- 最初に「こういう内容を書くぞ」って予定でつけて、本文を書き終わってから内容に沿っているか見直して、必要があれば考え直します。シンプルにわかりやすいものが好きかな。
- 12.お話にテーマってありますか?
- 日記にはない……ように見えて、やっぱりあるな。今日のこのことについて書こう、というのはテーマのうちだと思う。エッセイはもちろんあります。物語は、どうかな。ちゃんと書ききったことはあまりないけど、うーん、深く考えたことがないかもしれない。でも、まったくないってことはありえないのでは? テーマがないのがテーマです、ってことにもなるわけでしょ? ので、あると思います。
- 13.いつか書きたい設定、テーマ
- なろうの途中保存に「くだものだもの」という書きかけのエッセイ集があるので、いつか表に出せたらいいけど、書き始めたら思いの外、書くことがなくて放置状態に。物語小説も内容以前に書き上げてみたいし、お勧め小説エッセイとか読んでて羨ましいです。詳細に、と指定があるので物語小説についてもっと書くと、ハイファンタジーの・ゲームみたいな世界で・まったりほのぼの・採取とか生産とか借金返済とか……を読むのが好きなので自分でも、という感じかしら。図々しいキャラに憎しみを覚えるので、少なくとも主人公の周りには配置したくないなぁ。怒りの感情ってそういう創作物を目にするだけでも貯まるって聞いたので、幸せを感じられるものがいいな。
- 14.筆が進まないときの対処法
- 対処というか、全く一切、書きません。仕事でないのはもちろん、趣味と言うにもおこがましい、自己満足でしかないお遊びなので、締切とかがないので。1人や2人くらい楽しみにしてくれている人がいるかもしれないけど、書けないものは仕方ないし、無理に書いてもやっぱり納得いくものは書けないので、そんなのもの見せられても……と思うし。
- 15.推敲では何を直すことが多い?
- 改めて「推敲」を調べてみると、文章を良くするために何度も練り直すこととあったので、それだと、漢字とひらがな・カタカナのバランスとか、句読点のリズムとか、助詞の雰囲気——正しい使い方を知っているわけではないので、あくまでイメージで——とか、語弊がないかとか、でしょうか。
- 16.文章を書く上での悩み
- 気分がノッてるときしか書けない、オリジナルの物語創作が書けない、作法を知らない、語彙が少ない、一文が長くなりがち、読点多めになりがち、とかかな。
- 17.書き始めたきっかけ
- なろうに投稿を始めたのはお友達とのお遊びからで、サイトに雑記を載せたのは当時に日記サイトが盛況だったからかな。その前は高校生くらいのときずっと日記をつけていたし、もっと前の小学校の授業で物語を書くというのがあったときにクラスでいちばん褒められたのが、原体験かもしれない。
- 18.読書はする? どんなジャンル?
- します。昔よく読んでいたのは、外国人作家の冒険モノ・短編集、民話集、古文の現代語訳版、おとぎ話集、雑学、数は少ないけど児童書も好きでした。最近は専らWeb小説でライトノベル的な作品を貪っています。主に異世界恋愛ファンタジーが読みやすくて好きです。あとエッセイも。
- 19.書くときに使っているツール(PC、スマホなど)は?
- ほぼPCで、たまに裏紙をメモ用紙サイズに切っておいているものに思いついたものを殴り書いたりします。
- 20.書くときに使っているアプリは?
- 投稿予定のないものはWinのメモ帳、サイトにアップ予定ならHTML作成ソフトの「HTML Projwct2」、なろうに投稿予定なら公式の小説メニューから新規小説作成します。
- 21.どういう場所でどんな時間に書く?
- デスクトップPCなので、部屋でパソコンに向かって、なるべく静かな環境で、時間はまちまちかな…。
- 22.一回あたりの執筆時間は?
- 簡単な日記ならそれこそ数分だけど、投稿するようなエッセイなら1〜2時間とか? 書ききれなくてもいったん手を止めてるかな。勢いに乗って止まらなくて気づけば3時間経っていたこともあったかもしれない。
- 23.書きやすいお話の長さはどれくらい?
- 物語を書くわけではないので、ほんとにまちまちなんですよねぇ。500字〜2000字かなと思います。自由な思考の試みが発展すれば、わーっと書き進められるんですけど。
- 24.アイデアをメモしたものがあったらちょっと見せて!
- 字が子供っぽいというか雑というかで恥ずかしいんですけども。まだ書いていない旅行記のメモがあったので晒します。だいたい食べ物のことです…。
- 25.今までもらってうれしかった感想
- 優しい文章、文章に温度がある、など言ってもらえました! わーい! というか、私がつけた感想への返信でのことなので、何割増しか良く言ってもらえてるとは思いますが、でも嬉しかった! 優しくて温かい「文字」にはずっと憧れていたのです。MMORPGでのギルドの先輩にとても優しい人がいて、その人のチャットが、画面越しの文字だけであるのに、とても優しくて優しくて。感動してもう大大大好きになってしまいました。意識して優しい文章を目指していたわけではないけど、文字だけでも伝わるということを知っていたので、それを自分が伝える側にいけたというのは、こう、文章を書いていて良かったなぁ、報われたなぁ、と思えました。カルンお姉さま大好きです。
- 26.いいねとかブクマの数って気になりますか?
- サイトを始めて数年はアクセス数とかそういうものが気になりましたが、一向に増えない状態が続くと悟るので、いまは特別に気になりません。なろうに投稿したときは1〜2日はちょこちょこ数字を確認しますけど、少なくても感謝しつつさもありなんと思うだけだし、いつもより多いときは運が良かったのかなと有り難く思います。もちろん嬉しいし、感謝してるんですけど、多分そこで喜んじゃうと少なかったときに落ち込みそうなのでセーブされちゃうのかも。
- 27.好き、影響を受けている作家(一次、二次問わず)
- 単に好きというよりは、影響を受けてるくらい好きってことかな? あんまり、いないかも? 漫画のこの作品の世界観! とかならあるけど、字書きの質問だものねぇ。んー、読むときのことだけど、ポーの短編集で「小説(だったか短編だったか…)では冒頭の時間から遡るのは駄作だ」的なことが書かれていたと記憶してるんですけど、最近これに激しく同意しています。結末がわかってるなら読まなくていーやってなっちゃう。強いて言えば、質問25のカルンお姉さまかなぁ。作家じゃないけど…。いやあれだわ、いません、て答えればいいのね。
- 28.あなたの処女作について
- 小学校の授業で書いた物語は、どこかで見たようなRPGみたいなお話でした。細部まで覚えてるわけじゃないんだけど、主人公の冒険者っぽい男の子が、何者かに連れ去られたヒロインの女の子を救出する……はず(笑) 冒頭部分がお互いの名前を大声で呼び合うシーンから始まって、みんなが「僕は」「私は」「ある日」「昔々」で始まっている中、物語的な始まりだったのが私だけだったとのことで、とても褒めてもらったんですね。でもどこかで見たような話だな、と苦笑もついてきましたが、褒められたのはすごく嬉しくて記憶に残っていて、覚えているのも冒頭部分だけという。
- なろうに限っていうなら「小説家になろう?」という、小説(エッセイ)を書くことのエッセイ的なものです。途中で物語の設定を考え始めたり迷走しています。最後の方にエッセイについて考察している部分はわりと気に入っています。
- 29.執筆中(構想中)のお話について
- エッセイは日々思いついたものを書いていくスタイルで、今は小説投稿サイトを利用していて思ったことなどが中心です。物語も書き上げてみたいなと常々思ってはいるのですが、全然何も思いつきません! 設定とか欠片でならあったりなかったりするんですけどねぇ。書くならやっぱり好きなモノがいいなぁ。スライム、素材採取、ヒーラー、とか。お題があるとわりと書けたりするので、いつか挑戦してみるのもいいかもしれません。
- 30.あなたはなぜお話を書くのですか?
- 書くことが楽しいな、面白いなと思うし、読み返すとそのとき思っていたことが書かれていて面白いと思うし、何か残しておきたいなと思うからかな。有名にならなくても、人目につかなくても、そこに自分が在ったことをそっと置いておきたい。でもいちばんはやっぱり、当時の気持ちを忘れたくないからかな。あるとき法事で小さい子の相手をしたことがあって、すごく懐いてくれてとても嬉しかったのに忘れていて。そのことが書かれた雑記を読んだときに、書いていて良かったなと心底思いました。こんなに可愛くて温かい思い出を、永劫に失うところだった。恥ずかしくて忘れたいこともたくさんあるけど、これからも書き続けていくと思います。……サボりがちな日記を横目にしながら。
けっこう質問が多いし、だいぶ疲れて時間かかりました…!