>埼玉県奥秩父竹取物語に行ってきました!

旅行記

行きは何も考えず、最寄駅(西国分寺)〜熊谷〜(秩父鉄道)〜浦山口で行きました。 遠かった…。3時間はイタかった…。 でも、ローカルな列車に揺られるのは新鮮で楽しかったです。 3両編成で冷房車は前と後ろのみ。 風と一緒に入ってくる草息れが気持ちよかったので、真中を貸しきり状態でした。

さて、目的地の浦山口駅に着きました。 降り立ったその時の心の叫びは。

“駅、小せぇ!!”

ダムもあるし、キャンプ場もたくさんあるから、観光地=大きい駅、だと思ってたんです…。 しかし、気を取り直して歩を進めると、湧き水を発見!  ものすっっごく冷たい!!山に来た〜って感じです。

そして無謀にも徒歩でダムへ出発。 道は綺麗に舗装されてました。 坂も緩やかだったし。 汗はかきましたがダムの上の展望台から来た道を見てみれば…。 歩くのも悪くないですね。 年とったら歩けませんし、今のうちだけです。 で、お昼もとうに過ぎていたのでネットでチェックしていたダムの資料館の食堂で舞茸天ざるを食べました。 お店の雰囲気や客の入りで、“ハズレかなぁ?”と思っていたんですが…!  そばはコシがあるし、天ぷらはサックサク!疲れもふっとぶ美味しさでした。

でもやっぱり疲れたので早速宿へ。 小さめの旅館でいいなぁと思ったんですけどね。 温泉がちょっとねー。 それ以外は快適でした。 無料ビデオレンタルとか小技が効いてます。 野生のリスにも会えます。

いちばん良かったのは食事ですね。 食事処も裸足ではいるという気遣い。 もちろん、ごはんも美味しかったです。 いや、マジで。大当たりでした。

夜は宿の企画でお月見をすることになっていたのですが、激雷雨によりキャンセル。 部屋でじっと稲妻を眺めてました。 山ですしね、視界のほぼ全てが空です。 綺麗どころの騒ぎじゃないです。

翌日は曇りでした。 長瀞でライン下りも考えていたのですが、増水が怖くて再検討。 まだお土産を買えていなかったので、秩父市内の観光名所へ。

「酒づくりの森」では昼日中から試飲のお酒を舐めつつお土産選び。 楽しかったです。試飲が。

次いで、「秩父ふるさと館」の相田みつをギャラリーで密かに感動。 2階の食事処で郷土料理に舌鼓。 あれですね、コンニャクのお寿司は初めて食べました。 コンニャクの唐揚げもほっぺが落ちます。

帰りも時間がかかることを予想して早めに帰路に着きました。 東武東上線を使って、早く帰れるかと思いきや、やはり3時間…。 料金は安く済みましたが。

海のほうに行くことが多いのですが、山もいいですね。 秩父は美味しかったです。 まぁ、冗談はさておき、思った以上に名産品が多くてちょっと驚きでした。 そば、コンニャク、酒、ぶどう、みそ…。 いわずもがなの山、川、空気…ですね。